栄光遥かなり (集英社文庫) 価格： 510円 レビュー評価：5.0 レビュー数：3
3作ともとても面白かった。
特に「喝采」は、将来を約束されていたフットボール選手が戦争によって大きく運命を変えらてしまう話であるが、とても強く印象に残った。
収録されている3編に共通するのは、名もなき英雄であっても人知れず苦労を重ねながら決して小さくない活躍しているといった点である。そこに男の生き様の美学を見出すことができるような気がする。
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太陽の馬〈上〉 (集英社文庫) 価格： 580円 レビュー評価：4.0 レビュー数：1
はじめまして。何気なくネットサーフしていたらココにきて、ふと「太陽の馬」という文字が目に入りました。僕が落合信彦さんの小説で初めて読んだのがこれでした。これを読んだときには何てスケールの大きな物語だと思いました。ビジネスや恋愛、そしてさまざまな人間関係の中で生まれてくる、それぞれの喜び、厳しさ、儚さ、そして素晴らしさ。あらゆる予期せね悲しい出来事の繰り返しが人生としての現実なのだと、まざまざと悟らされますが、最後はそれでも人生は素晴らしいものなのだという筆者のメッセージがひしひしと伝わってきて、とても感動したのを覚えています。何冊も落合さんは出版されていますが、「太陽の馬」が僕にとっては最高 |
DAX〈上巻〉野性の歌 価格： 1,512円 レビュー評価：5.0 レビュー数：1
本書のオリジナルは97年に亡くなったアメリカのベストセラー作家ハロルド・ロビンスの傑作「The Adventurers（66年）」。
南米の小国コルテグアイに生まれた主人公ダックス・ゼノスの波乱万丈の生涯を描いた大河小説であるが、バイオレンス、セックス、愛、権力、謀略などが随所に散りばめられた壮大なストーリーは、これぞエンターテインメント小説と呼ぶに相応しく、滅多にお目にかかることの出来ない面白さである。そのため、上下巻で１，０００ページを超える大作であるにもかかわらず、読み始めるとページを捲る手が止まらない。また、落合信彦氏の翻訳も歯切れがよく、ストーリーにマッチしているので読み |
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春はどこから―さとやま便り 価格： 1,575円 レビュー評価：5.0 レビュー数：1
やまねファンとしては待っていた内容です。
さとやま通信の最終号が届きました。
今厳しい時代ですが負けずにがんばってください。
ファンがたくさんいますから。 |
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バッド・ドリーム―村長候補はイヌ!?色恋村選挙戦狂騒曲 価格： 1,680円 レビュー評価：4.0 レビュー数：1
トップレベルのルポライターが初めて書いた小説で、戯画的に見えるが、ほとんど事実に基づいて書かれている。
日本のマスメディアが報道しない、権力側の喜劇的実体が暴かれている。
映画化して欲しいな?。
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